週休3日制について

週休3日制度

週休3日制度とは「働き方改革」の一環により政府が推奨している事業のひとつです。昨今「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」などの課題の解決のため、働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指しています。出典:厚生労働省ホームページ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html

介護業界でも人材不足により週休3日制が増えてきています。週休3日制導入により優秀な人材の確保・離職防止・ワークライフバランスの充実等が目的になります。

ただし、週休3日制と言ってもただ休みが増えるだけとは限りません。

現在採用されている代表的な3つの種類を紹介します。

週休3日制度

給与減額型

週の労働時間が40時間→32時間に2割減少し給与も2割減少する。みずほフィナンシャルグループが導入しています。

総労働時間維持型

週の労働時間は40時間で一日の労働時間を10時間に増やし、給与は維持する。日立製作所が導入しています。介護系で多く導入しています。

給与維持型

週の労働時間は32時間で給与も維持する。日本マイクロソフトが導入していて、国内では導入事例は少ないです。

まだ周知度も低くアンケートも少ないですが、マイナビの意識調査では。「収入が減るなら利用したくない」が約8割で、収入減少への不安が大きい。給料と休み、どちらかを選ぶとしたら、20代・30代は「休み」、40代・50代は「給料」という調査結果が出ています。出典:マイナビ https://www.mynavi.jp/news/2022/02/post_33195.html

副業可能の場合もあるが、休みの日に働いたのでは本末転倒なので、まだまだ改善の余地のある状態であると思います。

会員登録バナー
和敬会グループHpリンク画像
コラム

次の記事

2024年問題